公民館等を中心とした社会教育活性化支援プログラム(H26)

若者の自立・社会参画支援プログラム

もくじ

支援プログラムテーマ
受託自治体名
取り組みタイトル
ダウンロードファイル
1.この事業に取り組んだ背景(地域の現状、抱える課題)
2.事業の目的、目指した成果
3.事業の概要
4.計画立案段階及び取組実施段階における関係者、団体等との連携・協働体制
5.この事業によって得られた成果・得られなかった成果
6.事業実施により構築できた取組プロセス、それを実現するためのノウハウ
7.今後、事業の継続・展開の具体的な方針・戦略
事例シート
この情報の問い合わせ先

支援プログラムテーマ

テーマ1 若者の自立・社会参画支援プログラム

受託自治体名

長野県

取り組みタイトル

若者が創る 信濃の国 再発見物語

ダウンロードファイル

(PDFファイル)

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1.この事業に取り組んだ背景(地域の現状、抱える課題)

長野県の地域の現状(平成23年度)
・県内の不登校児童生徒数 全国在籍率を上回り高い率 長野県1.14% 全国1.12%
・中学校3年次に不登校だった生徒や高校中退生徒の10%以上が家居
・県への引きこもり相談件数800 件 → 解決されるべき地域課題
・不登校やニート・引きこもりの若者が親からの自立を果たせず、自分に自信が持てないまま年齢を重ねている
・こうした若者の居場所作り等の支援や、こうした若者をつくらないための未然防止の取組が不十分
・孤立しがちな若い親(外国籍家庭含む)が学んだり交流したりする場が不十分

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2.事業の目的、目指した成果

公民館として若者の自立・地域参加や子育て支援に取り組む必要がある

しかし ・公民館としての有効な支援プログラム事例を持ち合わせていない
・有効な支援プログラムを公民館同士で共有する仕組みがない

・若者の自立・社会参画支援という共通課題を持つ6市町村と長野県で共同して課題解決に取り組む
・支援プログラムや成果等の情報発信・情報共有のためのネットワーク形成

子ども達の「生きる力」の向上 若者の地域参加の増加
若者の自立・地域参加や子育て支援に対し地域住民が関心を持つ

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3.事業の概要

課題解決に向けた具体的取組

○6市町村が、NPO 法人等と連携・協働して、若者の居場所作りや、若者の自立・地域参加や子育て支援に取り組む

《飯田市》
ニートや引きこもり等の居場所づくり

《上田市》
夏休みや放課後の小・中学生の居場所づくり

《松川町》
高校生による町をイメージしたオブジェ制作

《麻績村》
大学生や地域ボランティアによる体験活動の場づくり

《山形村》
通学合宿による生活体験のための場づくり

《朝日村》
親育ち(外国籍家庭を含む)のための場づくり

○長野県・長野県教育委員会・長野県公民館運営協議会が連携・協働して、地域課題の学びや実践を支援し、その成果を広く県民に普及する

《市町村の活動支援》
県政出前講座による講座開催 講師の紹介

《推進会議》
実行委員会(4回) 幹事会(5回)

《研修事業》
全県研修会(2回) 市町村が実施する現地研修会(7回)

《情報共有・普及》
全県報告会(2回)
成果報告書の作成・配布(1回)、市町村担当者の相互訪問、メーリングリスト活用によるネットワーク形成、ホームページによる情報発信

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4.計画立案段階及び取組実施段階における関係者、団体等との連携・協働体制

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5.この事業によって得られた成果・得られなかった成果

(得られた成果)
【各市町村・子ども達の「生きる力」の向上(IKR 評定用紙で有意差が見られたもの)】
上田市:生きる力(7.9 ポイント向上) 心理的社会的能力(4.3 ポイント向上)

山形村:生きる力(3.9 ポイント向上) 心理的社会的能力(2.7 ポイント向上)
・子ども達の「上級生としての意識」の向上、「絆」「自信」「家庭への感謝」の芽生え

麻績村:事業参加者評価・実施者評価・第三者評価の分析より
・引きこもり若者の青少年ホームの講座への参加

飯田市:引きこもりの若者の教養講座への参加 延べ9 人 個別相談28 回
・公民館活動への地域の若者の参加

松川町:高校生によるオブジェ制作や公民館研究集会への高校生の参加
・外国籍の住民に優しい村づくりの雰囲気の醸成

朝日村:子育て中の若い親(外国籍家庭含む)の居場所づくりへの住民の参加

【長野県 ・若者の自立・社会参画支援の実践や成果を県民に普及】
全県報告会参加者H25:65 名 H26:62 名 講演会満足度93.2 事例発表満足度77.5
・情報共有のネットワークづくり
メーリングリストによる情報発信 約90 回 ホームページによる情報発信

○波及効果→地域住民のボランティアへの参加増 学校支援組織へ発展
地域の大人の新たなコミュニティが生まれてきた

(想定していたが得られなかった成果)
・情報発信・情報共有が充分ではない
メーリングリストをつくったが、活用の仕方の意識共有ができていなかった
そのため情報のやりとりの仕方や仕組みが十分理解されず、使用による効果が実感できていない

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6.事業実施により構築できた取組プロセス、それを実現するためのノウハウ

○体験活動による子ども達の「生きる力」の向上のためのノウハウ
・子ども達に年齢的に近い、中・高・大学生がロールモデルとなる

○引きこもりの若者の自立に向けた支援のノウハウ
・勤労青少年ホームのような社会教育施設を居場所とする
(人目を気にしない いつでも来ることができ誰かが居る場所)
・講座のあとにいつでも家族が個別相談できる体制を組む

○公民館活動への若者の参加のためのノウハウ
・高校の活動(部活など)と公民館活動の連携

○外国籍家庭の支援のノウハウ
公民館活動を通した地域との関係づくり

○県がサポートしたことによる結果
@市町村担当者の人的交流推進に関わって
「県のサポートにより他市町村の取組の様子をお互いに把握できた」
・県が担当者にお互いの訪問を呼びかけたり、情報の相互発信を依頼したりしたことにより、若者の自立・社会参画支援に取り組む市町村担当者の相互訪問(現地研修会)が行われた。
・土日に行われた事業は相互訪問をしやすかったが、平日の事業に対しては相互訪問を行うには時間的、距離的(旅費)にも難しさがあった。

A県が行った研修会・報告会に関わって
「県のサポートにより事業の発表の場・学び合いの場ができた」
・県が研修会・報告会の場を設けることで、各市町村が各事業の取組をまとめたり、振り返ったりして、次の発展を考える機会となった。
・県が研修会・報告会の場を設けることで、他市町村の事業や研修会の講師から若者の自立・社会参画支援について学ぶ機会が持てた。
・同じ「若者の自立・社会参画」といっても取組は様々であり、内容的に似ていない事業に対しては関心が薄れてしまう。

B情報共有のネットワーク作りに関わって
「県のサポートにより市町村をつなぐネットワークができた」
・県が主導してメーリングリストをつくり、率先して情報発信をすることで、担当者間のメーリングリストの利用を進めることができた。
・担当者にしか届かないメーリングリストにすることで、お互いに気楽に受発信を行うことができた。関係者に一斉に情報が届くことで、郵送や電話に比べ情報共有の手間がかからなかった。
・情報のやりとりが参加者全員に送信されるので、お互いの事業の進捗状況や相互訪問の参加状況などをリアルタイムでつかむことができ、事業実施を触発することにもつながった。
・メーリングリストの仕組みの共通理解や使い方の研修を具体的に行っておかないと、メーリングリストの利点が理解されず、活発な利用につながらない。
※やりとりした情報の具体例
再委託に関する事務連絡
各市町村事業の実施予定
各市町村事業の進捗報告・実施報告
各自町村からの参加や見学の呼びかけ
各市町村への参加や見学の申込み
各市町村の事業を参加や見学した感想(主に県の担当者より)

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7.今後、事業の継続・展開の具体的な方針・戦略

・推進体制:県と実行委員会幹事会 → 長野県公民館運営協議会を中心とした推進体制
・県の支援:情報発信や情報共有への支援

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事例シート(ダウンロードファイルに同梱)


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この情報の問い合わせ先

文部科学省 生涯学習政策局 社会教育課 公民館振興係
〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
電話:03-5253-4111(内線2974)