公民館等を中心とした社会教育活性化支援プログラム(H26)

地域振興支援プログラム

もくじ

支援プログラムテーマ
受託自治体名
取り組みタイトル
ダウンロードファイル
1.この事業に取り組んだ背景(地域の現状、抱える課題)
2.事業の目的、目指した成果
3.事業の概要
4.計画立案段階及び取組実施段階における関係者、団体等との連携・協働体制
5.この事業によって得られた成果・得られなかった成果
6.事業実施により構築できた取組プロセス、それを実現するためのノウハウ
7.今後、事業の継続・展開の具体的な方針・戦略
事例シート
この情報の問い合わせ先

支援プログラムテーマ

テーマ4 地域振興支援プログラム

受託自治体名

愛媛県新居浜市

取り組みタイトル

温故知新地域の宝を使って地域が元気に!地域の人材育成と組織づくり

ダウンロードファイル

(PDFファイル)

ページ上部へ

1.この事業に取り組んだ背景(地域の現状、抱える課題)

別子銅山と共に栄えた本市は銅山閉山後も住友各企業の研究・開発の努力により発展してきました。しかし住友企業城下町であっても他都市と同様、連帯意識の希薄化、自治会加入者の減少、各団体の後継者不足が進行し、市街地の中心地だった地域は衰退傾向にあり、更に将来の人口減少に対応した地域主導型のまちづくりが必要になりました。口屋跡記念公民館では本市の原点である口屋(浜宿)が忘れられたり、新居浜公民館では地域の絆がだんだん弱くなったり、高津公民館では各団体の後継者不足や河川や海に隣接している為、南海トラフ巨大地震の液状化・津波の浸水対応等多くの課題があります。

ページ上部へ

2.事業の目的、目指した成果

新居浜市は別子銅山により発展したことから住友関連の産業施設と豊富な人材が存在します。これらの組織や質の高い人材を再び社会活動に参画してもらう為に口屋跡記念公民館では団塊世代のリーダーの養成、高齢者の生きがい創造、新居浜公民館では中間年齢層による組織づくり、高津公民館では各団体の後継者不足に対応して青年リーダー育成とまちづくり構想等地域の良さを生かした人材育成・組織づくりを目指しました。人材育成と組織づくりの成果は具体的には、口屋跡記念公民館では団塊世代リーダー養成からは「口屋あかがねの会」、高齢者生きがい創造から「くちやあゆみの会」の設立、新居浜公民館では中間年齢層の組織づくりとして「運審会協力委員会」「実行委員会」の設立、高津公民館では青年団リーダー育成「高津まちづくり構想策定委員会」「高津まちづくり構想推進委員会」等が設立されました。これらを基盤にして地元の文化・歴史の再発見、地域全体の交流、子供たちの郷土愛づくり、高齢者の生きがいづくり、連帯感の醸成、目標のあるまちづくり計画が出来ました。

ページ上部へ

3.事業の概要

(人材育成と組織づくり)
・口屋跡記念公民館では新たにいろいろな人材が集まり毎月、文化、歴史の研究会を開催したり、専門家の講演会開催等で更に知識を高めました。「口屋あかがねの会」では「口屋」と「小学校の木造校舎」の建物をジオラマで再現し、又「くちやあゆみの会」では地元の文化・歴史を知るテキスト・ガイドブックを編集・発行し小中学校の副読本としてESD事業の支援をしております。

・新居浜公民館では中間年齢層の人材育成と組織づくりにより「運審会協力委員会」や「実行委員会」が組織され、地域の宝(野球場)を使って観月会を実施することにより地域の強い絆が回復されつつあります。

・高津公民館では各団体の後継者不足等から4青年団の人材育成と今回組織づくりをした「高津まちづくり構想策定委員会」(公募委員も含む)「高津まちづくり構想特別委員会」「高津まちづくり構想推進委員会」が一緒になって高津まちづくり構想の総合理念と住民交流・福祉関係・青少年健全育成・環境防災・都市基盤の5分野に分け、現状、具体的実施項目、目標を作成しております。策定委員会の基本的な流れとしては1分野でワークショップを行い、それを次回にまとめ案の提示を行い、その次に案にもとづき討議をし、その次(最後)にまとめと4か月間で行っております。例えば福祉分野では育児・高齢者・障がい者に分類して、育児では問題点として子育ての悩み・母親の交流・子供の遊び場・共働き家庭の悩み・子育ての支援について、又、高齢者では少子高齢化・高齢者の交流・高齢者の支援・高齢者の介護等に細分類してそれぞれ具体的に実現化方策を記載しております。

ページ上部へ

4.計画立案段階及び取組実施段階における関係者、団体等との連携・協働体制

【口屋跡記念公民館】
《計画立案段階》
・NPO法人 元気プロジェクト
・新居浜商店街連盟
・にいはま温故知新隊
・宮西小学校・北中学校
・新居浜図書館
・NPO法人 サスケ工房
・校区7自治会

《実施段階》
・にいはま温故知新隊

【新居浜公民館】
《計画立案段階・取組実施段階》
・実行委員会
・校区運営審議会
・校区運営審議会協力委員会(小学校PTA・中学校PTA・地域ボランティア)
・校区8自治会
・新居浜小学校・北中学校

【高津公民館】
《計画立案段階・取組実施段階》
・大学の先生の指導助言と講演会
・公民館・校区運営審議会
・校区23自治会
・まちづくり構想特別委員会
・まちづくり構想策定委員会
・まちづくり構想推進委員会
・4青年団
・高校生ボランティア「メイ」

ページ上部へ

5.この事業によって得られた成果・得られなかった成果

(得られた成果)
・地域主導型のまちづくりを行う為の人材育成・組織づくりが出来ました。具体的な成果として「口屋あかがねの会」による「口屋」「木造の小学校」の建物のジオラマ再現と産業遺産を活かす講演会の開催、「口屋あゆみの会」による副読本の編集、町中探検マップ、口屋周辺散策ガイドブックの制作と小、中学校のESD事業の支援が出来ました。

・中間年齢層を中心とした人材育成・組織づくりにより実行委員会が出来、地域の宝を使って小学生から高齢者まで参画し観月会と一夜限りのキャンドルアートを開催し、地域住民各団体と学校等、絆が更に強くなりました。

・青年団の人材育成により将来の後継者づくりの準備が出来ました。又、大学の先生の講演会・指導助言により「まちづくり構想策定委員会」の人材育成が出来、組織づくり、構想が出来た事により将来のまちづくりの目標が明確となり実施段階で連帯感が醸成されることになります。


(得られなかった成果)
・地域主導型とは言え、3地区は市成立(合併)の源であり、人材育成、組織づくりが出来たことから、これらの組織が集まって今後の事業展開を図る上でも一緒になって講演会・交流会の開催、先進地研修と3地区全体事業の検討・実現化等が出来なかった。

ページ上部へ

6.事業実施により構築できた取組プロセス、それを実現するためのノウハウ

・多くの団体の協力を得て地域の宝(良さ)を再認識した事業を実施する会の組織づくり、人材育成が出来ました。

―具体的には―
地域の文化・歴史の研究会を月1回開催したり、口屋あかがねの会―ジオラマ制作と維持管理、貸出展示の規則を作り、小中学校の副読本、ガイドブックのESD事業により子どもたちの郷土愛づくりができました。また、中間年齢層の参加により、いも炊き等の女性の組織づくりと地域の宝(良さ)と地域での自分の役割を再認識し、キャンドル1万個の安価な制作手法を考案したり、観月会の球場内の照明の明るさの開発やキャンドル並べ、事業終了後の清掃等の組織の役割が決まり絆が強化されました。
・4青年団の人材育成が出来ました。
・「まちづくり構想策定委員会」、「まちづくり構想特別委員会」、「まちづくり構想推進委員会」の組織づくりと人材育成が出来、更に住民交流・福祉関係・青少年健全育成・環境防災・都市基盤と全分野のまちづくりの考え方が出来るようになった。
・まちづくり企画委員長職を組織の中に設けました。

ページ上部へ

7.今後、事業の継続・展開の具体的な方針・戦略

・収集した古い写真、資料等について体系的に整理を行う
・作成した副読本、ガイドブックを小、中学校のESD事業として支援する
・新規にジオラマ作りに取り組む
・この事業で構築された中間年齢層の組織をもとに新しい地域活動の展開が出来るよう、更に検討をする
・人材育成、組織づくり、まちづくり構想の策定の後に、長期、中期、短期に実施するものを分類して、どこの団体でいつ実施するか3ヶ年実施計画書を作り実現に取り組む
・事業を継続発展させるため、財源確保に向けて検討・努力する。

ページ上部へ

事例シート(ダウンロードファイルに同梱)




ページ上部へ

この情報の問い合わせ先

文部科学省 生涯学習政策局 社会教育課 公民館振興係
〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
電話:03-5253-4111(内線2974)