公民館等を中心とした社会教育活性化支援プログラム(H26)

地域振興支援プログラム

もくじ

支援プログラムテーマ
受託自治体名
取り組みタイトル
ダウンロードファイル
1.この事業に取り組んだ背景(地域の現状、抱える課題)
2.事業の目的、目指した成果
3.事業の概要
4.計画立案段階及び取組実施段階における関係者、団体等との連携・協働体制
5.この事業によって得られた成果・得られなかった成果
6.事業実施により構築できた取組プロセス、それを実現するためのノウハウ
7.今後、事業の継続・展開の具体的な方針・戦略
事例シート
この情報の問い合わせ先

支援プログラムテーマ

テーマ4 地域振興支援プログラム

受託自治体名

滋賀県長浜市

取り組みタイトル

つなごう!子どもと本〜けやきっ子プロジェクト〜

ダウンロードファイル

(PDFファイル)

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1.この事業に取り組んだ背景(地域の現状、抱える課題)

長浜市は2度の合併により県下一の市域をもつ自治体となり、広域的に一体的なサービスを提供するための様々な取組みをおこなっている。図書館は6館あり、図書館のない北部地域では3つの公民館をサービスポイントとし、それぞれの地域に根ざした特色あるサービスをしながら、全域的なサービスも提供している。
このような中、子どもの読書活動を活発にするために、各地域ではボランティアや子育て支援団体などによる読み聞かせ等の様々な取組みがなされている。地域に定着し高いスキルを持つ人も多いが、それぞれが園・学校や地域の図書館・公民館等の限られた施設で活動していることが多く、関係機関・施設やグループ同士の連携が希薄で、情報共有や全体としてスキルアップを図るようなしくみができていない。その結果、市域全体としてのまとまりが弱く、地域づくりとしての広がりを欠いている。

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2.事業の目的、目指した成果

子どもの読書活動を推進する活動を通じて、子どもはもちろん、それにかかわる大人も輝き、読書を通じて豊かに子どもが育つまちづくりをめざす。そのための目指す成果として

1.地域全体で子どもの育ちを考える基盤づくり
2.地域の人材の自主的・積極的な活動促進
3.地域ごとにおこなっていた活動を市域全体に広げ、共有と学び合いの機会の提供
4.一人ひとりの活動がつながることで、より大きなまちづくりへとつなげる

を掲げ、参加者が学んだことを、各地域や家庭で実践し、子どもの読書活動を広める活動を図書館が中心となって市域全体で一体的に取り組む体制の整備と横の連携づくり。

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3.事業の概要

子どもの読書活動を推進する市民の様々な活動をつなぎ、子どもはもちろん、それに関わる大人も輝き、読書を通じて豊かに子どもが育つまちづくりをめざし、平成25年度から様々な取組みをおこなった。

初年度は、

@子どもたちが身近に本に接することのできる環境整備
A子どもと本をつなぐ大人の意識向上
B地域と地域をつなぎより大きなまちづくり活動へ発展

、以上3つを目標に事業を展開した。
環境整備や大人の意識向上について一定の成果もあったが、市域全体に定着するところまではいたっていないため、H26年度は“つなぐ”をキーワードとし、読書の楽しさを伝える活動を通じてそれぞれの人がつながり合えるよう、また、初年度には関わりの薄かった層へも働きかけ、子どもの読書に関心のない市民もまちづくり活動の一環として関わり合えるような事業を展開した。

H26年度事業概要としては、
1.子どもと本をつなぐ活動へのいざない
@ボランティア向け連続講習会の実施
A「えほんのひろば」用面展台等の貸出促進

2.地域と地域、人と人をつなぐ
Aボランティア交流会の開催
A通信の発行
B市民の図書館活動への参加促進

3.子どもと本をつなぐ
@親子ワークショップ
A小中学生へのブックトーク実施
Bビブリオバトル講習会を、中心におこなった。

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4.計画立案段階及び取組実施段階における関係者、団体等との連携・協働体制

(計画立案段階)
プログラムの実施組織として実行委員会を組織した。社会教育関係者(図書館・教育委員会事務局・生涯学習文化スポーツ課・図書館協議会委員・ボランティア代表)を中心としたメンバーで、図書館におけるまちづくりのあり方について協議しながらすすめた。

(取組み実施段階)
様々な関係団体や施設と連携することが鍵であるとの認識から、実施においては会場を地域の公民館や学校図書館にするなどして、公民館職員や学校司書の協力も得た。さらに、普段読書に関心のない層にも働きかけたいことから人権施策推進課や生涯学習文化スポーツ課とイクメン講座を共催するなどした。

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5.この事業によって得られた成果・得られなかった成果

(得られた成果)
・図書館のない地域にも図書館の役割を一定周知することができた
・「えほんのひろば」の受講者が、実際に活動地域でえほんのひろばを開催した。(4団体)
・子どもと本をつなぐ新しい手法を学び、各地域での現状やニーズに合った活動へと広げるきっかけができた
・これまで、図書館単独での事業がほとんどだったが、他課や関係施設と連携し、次年度以降につなげることができた。

(想定していたが得られなかった成果)
・読書を通じて子どもの育ちを考える基盤づくりは、参加者や関係者の意識の変化はあったものの、市域全体で共有するところまでは至らなかった。

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6.事業実施により構築できた取組プロセス、それを実現するためのノウハウ

子どもの読書活動を軸にしたことは、子育て中の保護者はもちろん、すべての世代において共感を得やすい。直接子どもと関わりのある環境にいなくても、ボランティアとして活動できたり、親世代・祖父母世代にとっても「読書が大切である」という思いを持っている人が多いことから、目的を共有しやすい。読書とは直接関係のない施設や機関とも連携することで、より幅広い層の参加を得ることができる。今回は期間も短く、端緒を得るにとどまったが、多文化共生や男女共同参画などの分野でも連携が考えられる。

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7.今後、事業の継続・展開の具体的な方針・戦略

・外部評価を導入することで、より客観的な効果をはかる。

・これまですすめてきた事業の、自主事業化の推進

・「えほんのひろば」セットの貸出ルールが整備できたことで、「えほんのひろば」セットの開催も増えている。次年度以降、広く広報をし、より広い地域での開催をすすめる。

・次年度も人権施策推進課・生涯学習文化スポーツ課と共催でイクメン講座を開催する。司書が講師をし、本の楽しさを伝えられるよう読書や本に直結した内容で調整中。

・読書や図書館に関心のない層をいかにまきこむかが鍵となるため、市民協働推進課や関連施設または健康福祉課などとも連携し、地域活動として広げていく。

・中高生や大人に向けて、本を知り、人を知るツールの一つとしてビブリオバトルの自主開催。

・学級巡回文庫、ブックトーク等の継続。

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事例シート(ダウンロードファイルに同梱)


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この情報の問い合わせ先

文部科学省 生涯学習政策局 社会教育課 公民館振興係
〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
電話:03-5253-4111(内線2974)