公民館等を中心とした社会教育活性化支援プログラム(H26)

その他地域の教育的資源を活用した地域課題解決支援プログラム

もくじ

支援プログラムテーマ
受託自治体名
取り組みタイトル
ダウンロードファイル
1.この事業に取り組んだ背景(地域の現状、抱える課題)
2.事業の目的、目指した成果
3.事業の概要
4.計画立案段階及び取組実施段階における関係者、団体等との連携・協働体制
5.この事業によって得られた成果・得られなかった成果
6.事業実施により構築できた取組プロセス、それを実現するためのノウハウ
7.今後、事業の継続・展開の具体的な方針・戦略
事例シート
この情報の問い合わせ先

支援プログラムテーマ

テーマ5 その他地域の教育的資源を活用した地域課題解決支援プログラム

受託自治体名

島根県

取り組みタイトル

絵本でつながる親子の絆、地域の絆(未就学児の読書習慣の定着)

ダウンロードファイル

(PDFファイル)

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1.この事業に取り組んだ背景(地域の現状、抱える課題)

(1)学校図書館を中心に、子どもの読書活動の推進のための環境づくりは進んだが、子どもの読書活動は停滞している。(H24には全く本を読まない児童・生徒の割合が増加している)

→課題1:児童・生徒の読書活動の推進を図るだけでは限界があり、未就学児からの取組が必要である。

(2)育児をしている女性(25歳〜44歳)の有業率が全国で最も高く、母親が不在の家庭が多い。メディア依存等により親子の関わりが希薄になりやすく、家庭教育が困難な状況にある。

→課題2:親子の関わりのきっかけづくりと父親の家庭教育参加を促す必要がある。親の育ちを支援する人材の育成と活用を図る必要がある。

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2.事業の目的、目指した成果

事業の目的・未就学児の読書習慣の定着
・親子のコミュニケーションの充実

目指した成果
《物的支援》
@しまね子育て絵本を寄託した市町村から家庭に身近な保育所等に貸出し、絵本が家庭に届き、読み聞かせの機会が増えること
成果目標しまね子育て絵本の団体貸出回数:5,388回保育所、幼稚園、子育て支援センターの総数449ヶ所に月に1回ずつ貸出す回数

《親への支援》
@読みメンプロジェクト男性の子育て参画、父子のコミュニケーションの促進
成果目標未就学児の家庭の男性の読み聞かせ実施50%

A研修会参加により、家庭での読み聞かせを実施する保護者が増加し、親子のコミュニケーションが促進されること成果目標親子読書アドバイザーの研修会参加保護者数:毎年4149人
島根県の未就学児の推定世帯数24894世帯から就学までの6年間に最低1回は参加する保護者数

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3.事業の概要

物的支援1「ねぇ!この本読んで。」プロジェクト
(1)「しまね子育て絵本」の寄託と活用・・・絵本を家庭に持ち帰る機会を増やし親子読書を促進

@全市町村に寄託したしまね子育て絵本(約1000冊)を、保育所等を通じて保護者に貸出
A効果的な貸出方法等について情報を市町村に提供する。
実績・・・市町村における保育所等への貸出回数1,679回(平成2612/31現在)

(2)バリアフリー図書の整備と活用・・・障がいのある子どもなど全ての子どもに本が届く環境づくり

親への支援2読みメンプロジェクト…男性の家庭での読書活動の推進を図る。

(1)「読みメン月間(6月)」の設立と普及・・・強化月間を設け市町村に取組を働きかける。
県内の公立図書館等で「読みメン手帳」(読み聞かせ記録手帳)を父親を中心に配布。
実績・・・全配布数2620部関連展示18/42館関連イベント実施2/42館(参加者31人)

(2)島根県立大学「読みメン道場」との連携・・・大学の教授が指導者として父親の読み聞かせの学習の機会を提供。「読みメン手帳」や「しまね子育て絵本リスト」を保護者へ配布 実績・・・12ヶ所490人参加

(3)市町村のイベントへの読みメン参画子ども読書フェスティバル、パパ’s絵本プロジェクト等各市町村で実施

指導者への支援3地域の子ども読書応援隊への支援
親子読書アドバイザーや読書ボランティアなど、読書を推進する関係者の資質向上や交流の機会を提供し、親子読書を推進する指導者の学習支援を行う。

(1)親子読書アドバイザーを活用した実践的な研修の実施(保護者の学習支援)
親子読書の意義や読み聞かせ等の手法について保護者が学び、実践への意欲を高める。

(2)親子読書アドバイザーの養成講座を2ヶ所で開催実績・・・33名追加登録総数151名

(3)親子読書アドバイザーステップアップ講座を3ヶ所で開催実績・・・36人

(4)子どもの読書講演会の開催実績・・・86人

(5)バリアフリー図書活用講座を2ヶ所で開催実績・・・75人
障がいのある子どもなど多様な未就学児の読書の定着をねらう。

(6)県内の読書ボランティアのネットワークをはかる会議の開催2/28予定

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4.計画立案段階及び取組実施段階における関係者、団体等との連携・協働体制

「絵本でつながる親子の絆、地域の絆」協議会を2回開催

16の関係機関(島根県学校図書館協議会、島根県国公立幼稚園長会、島根県保育協議会、島根県私立幼稚園連合会、子育て支援センター、市町村立図書館、ボランティア団体、親子読書アドバイザー、島根県書店商業組合、新聞社、県健康福祉部青少年家庭課、県環境生活部環境生活総務課男女共同参画室、県社会教育課、島根県公民館連絡協議会、NPOしまね子どもセンター、県立図書館)が参加し、意見交換、事業評価、事業への協力

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5.この事業によって得られた成果・得られなかった成果

(得られた成果)
@市町村の理解、協力がすすみ、しまね子育て絵本や親子読書アドバイザーの活用が促進された。
親子読書アドバイザーの研修参加保護者数5038人(H27.1/31現在)
未就学児への保護者の読み聞かせ実施79%(H26モデル園アンケート結果)

A研修会や講演会等が地域の読書応援隊の交流、スキルアップ、意欲の向上につながった。
B親子読書アドバイザー等のボランティアの活動に大人が喜びを感じ、さらに活動が充実した。
C親への読書の学びの支援が、子育て支援や保育士等の職員の学びの機会にもなった。
D協議会の開催により関係団体、企業、新聞社との連携、協力が深まった。

(想定していたが得られなかった成果)
@しまね子育て絵本の団体貸出回数1679回(H26.12/31現在)
A親子読書アドバイザーの養成や活用の市町村格差。
B読みメンプロジェクト。男性の読み聞かせ実施29%(H26モデル園アンケート結果)

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6.事業実施により構築できた取組プロセス、それを実現するためのノウハウ

◎読みメンプロジェクトの他県への波及・・・中四国の館長会で紹介したことなどによる

広島市こども図書館・・・家庭読書アドバイザー養成講座実施
鳥取県立図書館・・・来年度から島根県と読みメン月間の協働実施
大阪府教育委員会・・・読みメンの取組(島根県立大学教授の講演)

◎協議会を開催して事業をすすめることで、関係機関の連携が深まり、協力体制を作ることができた。県立大学、県の他部局、他の社会教育施設でも読みメンの取組を自主的に実施するところが出てきている。

◎保育所や幼稚園の園長会への参加や県議会、教育だよりなどあらゆる場面で情報発信することで事業への理解、協力がすすんだ。

◎市町村の教育委員会や図書館を巡回し、事業説明や他市町村の状況を紹介することで、事業への理解がすすみ、改善したり、自主的に研修やイベントを実施する市町村があった。

◎保育所等の協力によるアンケートを実施し、現状把握し事業に反映する。

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7.今後、事業の継続・展開の具体的な方針・戦略

1.「ねぇ!この本読んで。」プロジェクト
市町村を巡回し他市町村の活用方法を紹介、助言し、しまね子育て絵本の活用を促進

2.読みメンプロジェクトを市町村へ普及
@鳥取県と協働し読みメン月間(6月)実施。全県の公立図書館等で「読みメン手帳」の配布
A読み聞かせフォトコンテストを実施し、読み聞かせの機会の増加をはかるとともに、成果物
(ポスター、チラシ)や写真展示会、ホームページで普及をはかる。(※ふるさと納税)
B乳幼児健診での「読みメン手帳」の配布検討
C読みメン(男性)に向けた絵本リストの作成と配布

3.地域の子ども読書応援隊への支援
@親子読書アドバイザー講座の実施(ステップアップと養成をかねる)
A全県の読書ボランティアのネットワークを促進する会の開催
B親子読書アドバイザーの運用体制の確立
県立図書館では養成や研修を担当し、市町村では活用をすすめる

◎継続的にアンケートを県内の保育所等で実施し、親子読書等の定着状況を調査する。
※ふるさと納税

寄付金を活用する8つの事業から寄付者が選択可

1.[産業の振興]観光情報の発信
2.[自然環境保全]宍道湖・中海の環境保全
3.[医療・福祉の充実]がん患者家族の支援
4.[教育・文化の振興]石見銀山遺跡の保全
5.子どもの読書活動の推進
6.竹島の領土権の確立
7.森林の保全及び整備
8.防災対策の振興

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事例シート(ダウンロードファイルに同梱)


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この情報の問い合わせ先

文部科学省 生涯学習政策局 社会教育課 公民館振興係
〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
電話:03-5253-4111(内線2974)