公民館等を中心とした社会教育活性化支援プログラム(H26)

その他地域の教育的資源を活用した地域課題解決支援プログラム

もくじ

支援プログラムテーマ
受託自治体名
取り組みタイトル
ダウンロードファイル
1.この事業に取り組んだ背景(地域の現状、抱える課題)
2.事業の目的、目指した成果
3.事業の概要
4.計画立案段階及び取組実施段階における関係者、団体等との連携・協働体制
5.この事業によって得られた成果・得られなかった成果
6.事業実施により構築できた取組プロセス、それを実現するためのノウハウ
7.今後、事業の継続・展開の具体的な方針・戦略
事例シート
この情報の問い合わせ先

支援プログラムテーマ

テーマ5 その他地域の教育的資源を活用した地域課題解決支援プログラム

受託自治体名

秋田県北秋田市

取り組みタイトル

公民館による「おらほの地域応援し隊」プログラム

ダウンロードファイル

(PDFファイル)

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1.この事業に取り組んだ背景(地域の現状、抱える課題)

旧4町合併による北秋田市がスタートし10年目の節目を迎えたが、浮き彫りになる課題に市民の間では将来に対し暗く排他的な話題が増えてきた。また、2040年の消滅都市問題、特に北秋田市が人口減少のワースト1位になるだろうと公表されたことにより、このままでは「まちがなくなる」という現実にどう対処したら良いのかを、行政だけではなく市民や民間団体等と協働体制を築くことが必要であり、そのための意識改革を推進することを事業の大きな柱とした。

また、平成23年度、地域の大きな課題であった「秋田内陸線の存続問題」に対し、小学生+中学生+高校生+大学生が連結し、『第1回ふるさとの未来・再考!フォーラム』を開催した際、地域の大人に「何かをしなければいけない」という気運が生まれたことを受け、@過疎化A若者の県外流出B市民協働体制の確立の3つの課題に対し、市民が主体的に課題を解決する力をつけるとともに、「自助・互助・最後に公助」を目標に、市民が自ら参画し創りあげて行く「元気なまちづくり」を目指す。

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2.事業の目的、目指した成果

<事業の目的>
@「人」と「まち」をつなぐ核となる「公民館活動」を充実する(まちづくり×人づくり)
A高校生や若者による地域活動の活性化を図る。(高校生・若者×地域づくり)
B元気な高齢者の活動を推奨し多世代・地域間交流を図る。(高齢者×イキイキプロジェクト)

<目指した成果>
@市民が生涯学ぶ意欲を持ち、地域課題解決のための学習会や地域活動に進んで参加する。
A高校生と若者グループの連携による社会貢献活動を推進し、若者の地域活動や起業を増やす。
B高齢者の地域活動の実践をとおした多世代交流や地域間交流を広げ、健康で長生きを目指すとともに、未来の大人となる小中学生、高校生を地域ぐるみで育てる「キャリア教育」の仕組みを構築する。

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3.事業の概要

○目指す3つの成果に向けて、公民館を中心に情報を発信し、多くの市民が関心を持ちながら参画できるよう働きかけ、地域人財を発掘する。
○28年4月オープン予定の「(仮称)北秋田市生涯学習交流施設」を市民参画型のまちづくりに活かし、賑わい創出のプログラムを実施する。

(1)まちづくり×人づくり事業
@きたあきた「まちづくりカレッジ」セミナー・職員研修会(6/27)
Aきたあきた「まちづくりカレッジ」“知域”活動勉強会(10/30・11/6)
B第4回ふるさとの未来・再考!フォーラム〜ILOVE北秋田!わがふるさとの未来へ!(11/29)
C生涯学習フェスタ2014&家庭教育支援事業(サトシンさんとみっつさんの絵本ライブ)(12/20)

(2)高校生・若者×地域づくり事業
@第1回高校生料理コンクールIN北秋田市※高校生パートナーシップ事業(8/2〜4)
A高校生書道パフォーマンスと書き初めのつどい(1/31)
B若者会議「北秋田体験まるごと会議」による市のコマーシャル作成
*秋田県グランプリ大賞受賞(11月)
Cトラ男米代表武田昌大さんによる講演(8/15)や情報発信・地域若者コラボ活動の推進

(3)高齢者×イキイキプロジェクト
@GちゃんサミットIN北秋田市〜まだまだ元気!おらがまちを応援し隊(10/4)
AGちゃんサミットIN北秋田市パート2アンコール編(2/14)
*地域からのリクエストを受け、秋田県地域振興局との共催によるパート2の実現。

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4.計画立案段階及び取組実施段階における関係者、団体等との連携・協働体制

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5.この事業によって得られた成果・得られなかった成果

(得られた成果)
@高校生の社会貢献推進活動に対する地元企業や商工会、JA、市役所などの支援体制ができ、地域の特産食材等を活用した商品の共同開発と販売が促進され、地域経済活性化モデルの構築。

A若者を中心とした地域活動体験会議が発足し、多面的なまち興し活動がスタートした。

B公民館プログラムをとおし、生涯現役という意識の高揚を図りながら、アクティブなシニア世代や高齢者の活動事例を紹介することにより、世代間交流・地域間交流をとおした元気なまちづくりのモデルを提唱でき、県との共催や、青森県との連携企画などへ発展した。

C地域ぐるみで活動する団体「おさるべ元気くらぶ」が、15年ぶりに地域の伝統行事「葛黒火まつりかまくら」を復活させ、地域や小中学校、住民との絆を深め、大きく報道された。

Dカレッジや勉強会、フェスタ、フォーラムなど学び支援プログラムにより、市民の地域課題解決への意欲が高まり、自ら参画し協働する姿勢が広がるほか、建築中の「仮称北秋田市生涯学習交流施設」の市民ワークショップへの参加者や高校生の活動を応援する市民が増えるなど、市民協働事業の枠組みが構築された。

(想定していたが得られなかった成果)
@人口や労働力減少問題について、市民が「危機感」を持ち、課題解決のためには行政に頼るだけではなく、市民の参画が必要であることの認識を深める機会をさらに増やしたい。

A若い年代が事業へ参画することは、予想より難しいことがわかった。

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6.事業実施により構築できた取組プロセス、それを実現するためのノウハウ

<取組プロセス>
→<ノウハウ>

@高校生の地域経済活性化モデル
→高校側との共通理解と担当教師との連携重視

A若者の活動グループの立ち上げ
→公民館からの発信力と協働体制の構築
→若者の集まりやすい機会をつくる

Bアクティブシニア&高齢者の活動
→男性高齢者の活動紹介と女性の応援体制の確立

C地域興し活動グループ支援
→相談や学校との協力体制の確立

D学び支援プログラム
→目的と課題を持ったプログラムを提示

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7.今後、事業の継続・展開の具体的な方針・戦略

@<高校生による地域経済活性化モデル事業>市内の唯一校である秋田北鷹高等学校が、次代を担う小中学校生とも連動した「キャリア教育」を推進し、秋田大学北秋田分校や地元企業、商工会、行政との連携を強化する活動を増やすことにより、新たな商品開発や販売を促進する。

またそのプロセスを重視し、学習・研究活動の成果を地域に発表できるステージを創造し、他機関と共有しながら、地域ぐるみで「相互の学び支援体制」を構築する。

A<ネットワークづくり推進事業>「学びの成果」や「人財」を、まちづくりへ反映できるよう、人をつなぐ仕組みづくり(ネットワーク構築)やコーディネーター育成プログラムを実践する。

B<アクティブシニア活動事業>まだまだ元気に頑張りたいという高齢者が多いことから、地域活動を紹介しあいながら、活動に参加できる体制を整える。また、多世代交流、地域間交流を推進することで、まちの元気づくりにつなげたい。(Gちゃんサミットの継続ほか)

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事例シート(ダウンロードファイルに同梱)


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この情報の問い合わせ先

文部科学省 生涯学習政策局 社会教育課 公民館振興係
〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
電話:03-5253-4111(内線2974)